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EU出入国システム(EES)、2026年4月10日に全シェンゲン域外境界で稼働開始、「180日間のうち90日」ルールを厳格化

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EU出入国システム(EES)、2026年4月10日に全シェンゲン域外境界で稼働開始、「180日間のうち90日」ルールを厳格化 - 90 180 latest news

欧州連合(EU)の出入国システム(EES)が、2026年4月10日にシェンゲン協定加盟29カ国の全域外境界で全面稼働しました。これにより、非EU市民に対する「180日間のうち最大90日間」の短期滞在制限を遵守させるため、従来のパスポートへのスタンプ押印に代わり、自動化された生体認証による追跡が導入されます。home-affairs.ec.europa.euwww.euronews.comwww.the-independent.com 最終準備が進む中、4月6日に発表されたこの本格導入により、2025年10月12日から始まった段階的な実施が完了します。このシステムは、入国、出国、および入国拒否の際に、顔写真、指紋、および渡航文書のデータを記録します。www.visaflow.appwww.timeout.com このデジタル化へのアップグレードは、不法残留(オーバーステイ)や身分詐称をより効果的に検知し、国境の安全性を高めることを目的としています。

段階的な導入期間中の初期データによると、4,500万件以上の国境通過が登録されました。そのうち、無効な書類や訪問理由の不備による入国拒否は2万4,000件を超え、600件以上のセキュリティリスクが特定・阻止されました。 このシステムはすでに、過去に加盟国間で3回入国を拒否されていた人物を特定するなど、再犯者の摘発にも貢献しており、生体認証チェックの有効性が示されています。 旅行者は、ビザなし滞在を任意の180日間で合計90日以内に制限する「90/180日ルール」の適用が完全に自動化されることに留意すべきです。これにより、当局は規則の遵守をより正確に管理できるようになります。

EESは「世界で最も近代的なIT国境システム」を謳っていますが、アムステルダムやパリなどの空港で待ち時間が長くなるなどの初期トラブルが発生しており、航空会社からは夏季の旅行ピーク時の運用一時停止を求める声も上がっています。 専門家は、遅延を最小限に抑えるため、国境には通常より1.5時間から2時間早く到着することや、EUの「Travel to Europe」ツールなどのアプリを使用して事前登録を行うことを推奨しています。 今回の本格導入は、2026年後半に予定されているETIAS(欧州旅行情報認証システム)の導入に向けた布石でもあり、短期滞在者の審査がさらに効率化される見通しです。

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