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EU、EES生体認証システムの導入期限を4月10日に設定

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EU、EES生体認証システムの導入期限を4月10日に設定 - travel to schengen

欧州連合(EU)は、加盟国全体で手動のパスポートスタンプに代わる中央集中型のデジタル国境管理システム「出入国システム(EES)」の全面導入について、最終的な期限を4月10日とすることを決定しました。www.thetravel.com しかし、この導入は大幅に遅れており、航空会社、空港、鉄道事業者から運用の課題について数ヶ月にわたり警告を受けていたEUが、ようやく実施スケジュールを明確にした形となります。www.visahq.com このシステムにより、英国国民を含むすべての非EU市民は、シェンゲン圏への入国時に指紋や顔写真などの生体認証データを提供することが義務付けられます。www.connexionfrance.com

公式な期限は4月10日であるものの、EUは英仏海峡トンネルとユーロスターのサービスに対し、土壇場で猶予を認め、これらの併設国境検問所での完全な生体認証収集を延期しました。 フランスの国境警察は4月10日からEESファイルの作成を開始しますが、フォークストン、コケル、ロンドン・セント・パンクラス駅での指紋や顔写真の収集は、追って通知があるまで行われません。 この延期は、空港で試行された45秒間のキオスク手続きが、英国の出国とシェンゲン圏への入国の両方の手続きを通常90秒未満で完了しなければならない鉄道の乗客には現実的ではないという懸念を反映したものです。 国境の専門家は、この猶予期間によってシステムのさらなるテストが可能になり、EUと英国の当局が学童や高齢者などの配慮が必要なグループへの対応策を策定する時間が確保されると指摘しています。

欧州の空港における広範なEESの導入は、すでに実施状況にばらつきが出ており、一部の施設では生体認証チェックに伴う長い行列が報告される一方で、未稼働の機器が設置されているだけの場所もあります。 業界団体は、特にイースター前後や夏季シーズンなどの旅行のピーク時に大きな混乱が生じる可能性があると警告しています。 EUは、夏季のピーク後に段階的な導入が行われる可能性を示唆しており、加盟国は適切な国境の流れを維持するために、欧州の法的枠組みの下で一定の柔軟な対応を適用することが認められています。 このシステムは、非EU旅行者の欧州入国方法における根本的な転換を意味しており、2026年後半に開始予定のETIAS(欧州旅行情報認証システム)がこれに続くことになります。

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