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ドーバー港とユーロトンネル、英仏海峡横断ルートでのEU出入国システムの導入を延期

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ドーバー港とユーロトンネル、英仏海峡横断ルートでのEU出入国システムの導入を延期 - travel to schengen

ドーバー港とユーロトンネルは、4月10日に予定されていたEUの出入国システム(EES)によるバイオメトリック国境検問の全面導入を目前に控え、フランス側の技術的な問題を理由にさらなる延期を発表した。www.biometricupdate.com ドーバー港の広報担当者によると、フランス当局は問題の解決と徹底したテストを行い、乗客の利便性を確保するために延期を要請したという。 英国からEUへ向かう主要ルートでの延期はこれまでにも繰り返されており、手動によるパスポートへのスタンプ押印は夏まで続く可能性が高い。www.traveltourister.com

2025年10月12日からシェンゲン協定加盟29カ国で段階的に導入が開始されたEESは、英国などの非EU加盟国からの訪問者に対し、入国時にキオスク端末での指紋採取と顔スキャンを義務付けている。www.thetimes.com 同システムはこれまでに4,500万件以上の境界通過を処理し、セキュリティリスクを特定してきた一方で、繁忙期にはリスボンやパリのシャルル・ド・ゴール空港などで最大7時間の行列を引き起こしている。 英仏海峡の拠点では、ユーロトンネルのコケル・ターミナルでのシミュレーションにより、処理能力が1時間あたり400台から180台に低下することが示され、イースター休暇のラッシュ時には2〜4時間の待ち時間が発生する懸念が高まっている。www.visahq.com

4月10日以降、ドーバー港を利用する旅行者は到着時間に60〜90分の余裕を持つよう推奨されており、DFDSやP&Oなどのフェリー運行会社はチェックイン締め切り時間の厳格化を検討している。 EUは90日間の部分的な運用停止と60日間の延長を認めており、全面的な運用開始は夏以降にずれ込む可能性があるが、それまでの間はパスポートへのスタンプ押印が継続される。 英国側は、休暇のピーク時におけるこれらの国境での交通混乱のリスクについて警告を発している。

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