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EU出入国システム(EES)、シェンゲン協定域外の国境で全面運用開始

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EU出入国システム(EES)、シェンゲン協定域外の国境で全面運用開始 - travel to schengen

欧州連合(EU)の出入国システム(EES)が2026年4月10日に全面導入され、空港、海港、陸路の検問所、英仏海峡トンネルを含むシェンゲン圏全29カ国の域外境界において、非EU圏の旅行者に対する手動のパスポート押印が終了しました。www.traveltourister.comwww.visahq.comgreekcitytimes.com 2025年10月12日から段階的に導入が開始されたこの生体認証プラットフォームは、出入国時にパスポートのスキャン、指紋、顔画像の登録を義務付けており、「90日/180日ルール」に基づく滞在期間を自動的に追跡し、超過滞在の可能性を警告します。 欧州委員会は4月1日に同システムの義務化を確定させ、従来のインクスタンプを、3年間またはパスポートの有効期限まで有効な中央集中型のデジタルデータベースに置き換えました。news.gtp.gr

英国、オーストラリア、カナダ、米国、ニュージーランド、およびその他の非EU諸国からの旅行者は、システム導入後の最初のシェンゲン圏入国時に生体認証を登録する必要があります。事前登録は不要ですが、キオスク端末または国境警察による無料の登録手続きが行われます。www.visahq.com ブリュッセル、シャルルロワ、およびアイルランドの接続ルートにある各空港は、3月のテスト運用で2時間を超える待ち時間が発生したことを受け、特にイースターなどの繁忙期には、出発の90分から2時間前に到着するよう乗客に促しています。 ユーロスターやライアンエアーなどの航空・鉄道各社も注意喚起を行い、乗り継ぎに失敗する可能性を警告するとともに、生体認証手続きのための時間に余裕を持つよう助言しています。

EESは、超過滞在の検知を自動化することで国境管理の効率化とセキュリティの強化を目指していますが、企業や頻繁に渡航する利用者からは、過密なスケジュールへの影響を懸念する声も上がっています。 アイルランドはシェンゲン圏外であり直接的な影響は受けませんが、同圏内へ向かう乗り継ぎ客により、空港での間接的な影響が予想されます。 企業の管理職は従業員に対し、コンプライアンスに関する説明を行っており、自動的な滞在日数追跡の利点とともに、違反した場合の罰金や再入国禁止のリスクについても指摘しています。 なお、別途有料の渡航認証制度であるETIASは、2026年後半に導入される予定です。

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