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EUの出入国システム(EES)、今週から本格運用を開始

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EUの出入国システム(EES)、今週から本格運用を開始 - travel to schengen

欧州連合(EU)の出入国システム(EES)が2026年4月10日に本格運用を開始し、域内のデジタル国境管理インフラにおける重要な節目を迎えます。home-affairs.ec.europa.eu 2025年10月12日から欧州29カ国で段階的に導入が開始されたこのシステムは、短期滞在する非EU市民を対象に、従来のパスポートへのスタンプ押印を、デジタル記録による入国・出国・入国拒否の管理へと置き換えます。 来週からは、EUの国境において渡航者の顔写真、指紋、および渡航文書からの個人データが自動的に記録されるようになり、物理的なパスポートスタンプの必要がなくなります。

段階的な導入により、運用開始から数ヶ月ですでに大きなセキュリティ上の利点が実証されています。昨年10月の開始以来、EESは4,500万件以上の国境通過を登録し、訪問理由の不備、書類の期限切れ、偽造証明書などの理由で24,000人以上の入国を拒否しました。 また、欧州にとってセキュリティリスクがあるとみなされる600人以上を特定・遮断しており、加盟国間で再犯者にフラグを立てる機能も備えています。 さらに、シェンゲン圏の「180日間で最大90日間」という滞在制限を超えた4,000人以上の渡航者にフラグを立てており、滞在規制の執行における有効性を示しています。etias.com

4月10日の本格運用は、2025年10月に対象渡航者の約10%から始まり、2026年1月9日までに35%、3月10日までに50%へと段階的に拡大されてきた、慎重に管理された導入プロセスの集大成となります。 本格運用が始まると、EESはEU加盟国に渡航者の生体認証データや移動履歴への一元的なアクセスを提供することで、シェンゲン圏全体の国境セキュリティと渡航効率を大幅に向上させます。www.afar.com パイロットフェーズでの成功により、欧州の外郭国境の強化とアイデンティティ詐欺の削減におけるシステムの重要性が改めて確認されました。

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