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EU、出入国管理システム(EES)による国境での遅延緩和に向け「Travel to Europe」アプリをリリース

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EU、出入国管理システム(EES)による国境での遅延緩和に向け「Travel to Europe」アプリをリリース - travel to schengen

欧州連合(EU)は2026年3月23日、EU域外からの旅行者が事前に情報を登録し、国境での出入国管理システム(EES)による遅延を軽減することを目的としたモバイルアプリ「Travel to Europe」を正式にリリースしました。www.connexionfrance.comancara.embaixadaportugal.mne.gov.ptwww.euronews.com EUの国境管理機関であるFrontex(欧州国境沿岸警備機関)が開発したこの無料アプリは、現在Google PlayおよびApp Storeでダウンロード可能です。夏の旅行シーズンにおける混雑への懸念が続く中、ポルトガルのリスボン空港など、交通量の多い入国地点を対象としています。

バイオメトリック・パスポート(IC旅券)を所持する旅行者は、入国予定の72時間前までに、入国地点と到着時間を選択して入国予定を記録できます。その後、個人情報の送信、パスポートチップのスキャン、自撮り写真の撮影、同行者の追加を行います。 到着時に生成されたQRコードを提示することで、データが即座に国境審査官に送信され、標準的な手続きに代わるものではないものの、審査が効率化されます。 ポルトガル当局は、このアプリが乗客とスタッフ双方の手続きを簡素化し、2025年10月の導入以来発生していたEES関連の待ち列の問題に対処するものだとしています。www.thetimes.com

このアプリの利用は任意であり、当初はリスボン空港に限定されていますが(今後、他のポルトガルの空港への拡大が予定されています)、長時間の待ち時間に対する苦情や、主要な国境での不備を指摘した最近のEU監査に対応するものです。 EESは、キオスク端末を通じて29カ国におけるEU域外からの移動をバイオメトリクスとパスポートデータで監視していますが、このツールは、2026年後半に予定されている関連システム「ETIAS」の開始を前に、繁忙期の負担を軽減することを目指しています。

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