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EU、出入国管理システム(EES)による国境での遅延緩和に向け「Travel to Europe」アプリをリリース

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EU、出入国管理システム(EES)による国境での遅延緩和に向け「Travel to Europe」アプリをリリース - travel to schengen

欧州連合(EU)は2026年3月20日、出入国管理システム(EES)に起因する国境での慢性的な遅延に対処するため、「Travel to Europe」アプリをリリースしました。まずはポルトガルのリスボン空港で導入が開始されています。www.connexionfrance.comwww.euronews.comwww.travelandtourworld.com EUの国境管理機関であるFrontexが開発したこの無料アプリでは、バイオメトリック・パスポート(IC旅券)を保持するEU域外からの旅行者が、到着の最大72時間前までに個人情報の事前登録、パスポートのスキャン、自撮り写真の撮影を行い、QRコードを生成することが可能です。 ポルトガル警察の確認によると、この任意利用のツールは事前に情報を処理することで審査を効率化するものであり、標準的な国境手続きに代わるものではありません。

数百万人の夏季観光客を見込んでいるポルトガルは、EES関連の行列が発生する中でアプリの導入を主導してきました。かつてリスボン空港では、欧州委員会の監査で国境管理における「重大な欠陥」が指摘されたことを受け、3か月間の運用停止を余儀なくされた経緯があります。www.portugalresident.com 旅行者は入国地点と到着予定時刻を記録し、必要に応じて同行者を追加します。その後、国境担当官がQRコードをスキャンすることで、データが即座に送信されます。 このアプリは間もなくポルトガルの他の空港にも拡大される予定で、スウェーデンでの試行と同様、繁忙期の待ち時間短縮を目指しています。

利用は任意ですが、2025年10月から本格導入されたEESが依然としてデータ処理の課題に直面している中、当局はこのアプリが乗客と担当官双方の効率を高めることを期待しています。 アプリはGoogle PlayおよびApp Storeからダウンロード可能ですが、導入期間中は入国地点によって制限がある場合があります。 この取り組みは、旅行者の増加に備え、デジタルによる国境管理をより円滑にしようとするEU全体の広範な取り組みを支援するものです。

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