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オーストリア、4月10日までに国境でのEU出入国システム(EES)の完全導入を決定

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オーストリア、4月10日までに国境でのEU出入国システム(EES)の完全導入を決定 - travel to schengen

オーストリア内務省は、EU出入国システム(EES)への支持を改めて表明し、3月13日に詳細なスケジュールを公表しました。これにより、2026年4月10日までに、すべての空路、陸路、鉄路の国境において、EU域外からの渡航者に対する生体認証登録が義務付けられます。www.visahq.comwww.ttnworldwide.com eu-LISAが管理するこのシステムは、従来のパスポートへの手動スタンプに代わり、顔写真と4本の指紋を自動で取得します。これにより、180日間の期間内における90日間の短期滞在制限を正確に追跡できるようになり、スタンプの不鮮明さに起因する「猶予期間」も廃止されます。www.travelandtourworld.comen.wikipedia.org これは、2025年10月12日から開始された段階的な導入フェーズを経て、オーストリアがEU全体の運用開始日に足並みを揃える形となります。

技術的なアップグレードは急速に進んでおり、ウィーン国際空港、インスブルック、ザルツブルクではすでに完了し、グラーツとリンツも3月25日までに完了する予定です。 ハンガリー国境のニケルスドルフやスロベニア国境のシュピールフェルトといった混雑する陸路の検問所では、3月18日から移動式登録ユニットが導入され、長距離バスの乗客のデータを事前に取得することで、イースター休暇中の混雑緩和を図ります。 ウィーン・シュヴェヒャートやザルツブルクなどの主要空港では、200台以上のセルフサービスキオスクと電子ゲートが最終テスト段階にあります。これにより、航空会社のチェックインや手荷物預け入れ時に最初の生体認証を行い、その後ゲートで顔認証を行う運用へと移行します。www.visahq.com

オーストリアの長期滞在用「査証D」や「赤白赤カード(Rot-Weiß-Rot Card)」などの居住資格保持者は対象外となりますが、短期滞在のシェンゲンビザで同行する家族は登録が必要です。 運用開始後、航空会社が不正確な事前旅客情報(API)を送信した場合には、違反1件につき最大8,000ユーロの罰金が科される可能性があります。 3月20日までには追加の英語のFAQも公開される予定です。オーストリアは、フランクフルトやプラハといったハブ都市での導入の遅れに先んじて、体制を整えています。

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