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フランス、技術的問題により全国的なEES導入を延期

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フランス、技術的問題により全国的なEES導入を延期 - travel to schengen

フランス内務省は2026年3月11日、パスポートへのスタンプ押印に代わり、指紋や顔写真のキオスク端末を使用する生体認証出入国管理プラットフォーム「出入国システム(EES)」の全面導入について、欧州連合(EU)が定めた4月10日の期限に間に合わないことを発表しました。www.visahq.com パリ=シャルル・ド・ゴール空港、オルリー空港、およびドーバーやロンドン・セント・パンクラスにある英国の並置ターミナルでの負荷テスト中にソフトウェアのクラッシュが相次いだことが延期の要因となっており、当局はEUによる直前の暗号化プロトコルの変更や、訓練を受けた技術者の不足を理由に挙げています。

政府はブリュッセル(EU当局)と段階的な導入について交渉を進めており、夏の旅行シーズンの混乱を避けるため、空路と海路の旅客を優先し、陸路の国境についてはサッカーのユーロ2026選手権終了後まで延期する方針です。 シャルル・ド・ゴール空港とオルリー空港を運営するパリ空港公団(ADP)は、人員不足と未解決の技術的問題を理由に、6月から8月のピーク期間中の導入停止を求めており、試験運用では低容量ながらすでに困難が生じています。www.euronews.com 混雑を緩和するため、内務省はパスポート審査前に生体情報を取得する事前登録デバイス(PRD)を120台設置する計画で、来週からエールフランス航空との試験運用を開始します。

旅行アドバイザーは、4月10日以降に出発する便を利用する出張者に対し、通常より45分早く到着すること、シェンゲン協定遵守のために旅程表の印刷物を携帯すること、そして生体情報の保存用に今後リリースされる「France-Borders」アプリを利用することを推奨しています。 短期的な混乱は予想されるものの、2025年のスペインでの試験運用では、EESの円滑な運用により手続き時間が30%短縮される可能性が示唆されており、不具合が解消されれば国境を越えるビジネス旅行に恩恵をもたらす可能性があります。 現在、全国的な完全移行は9月または10月より前には実現しそうにない見通しです。www.visahq.com

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